空港のセキュリティでは靴を脱ぐ・その12~2018年1月ベトナム

どんどんいきます。

2018年1月6日。

朝は、前回の旅行に引き続いて、また来てしまった、ヒンズー寺院の目の前のフーティウの店。しかし、激混みで入れない。諦めて他に行こうかと思ってぐるぐる歩いたが、他も駄目で、戻ってきたら入れた~。やった~。外からは様子がよくわからなかったが、席がそろそろ空きそうだったので、中に入って席を探していたら、お店の人が、チョンチョンってリュックを叩いて教えてくれて、座ることができた。

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麺の種類と、汁あり・汁なし、豚肉・肝臓・腎臓のモツを選べる。これは、中華風の麺と、フーティウ麺の柔らかい方(きしめんみたいな麺)を半々、汁あり、全部のせである。麺を写すの忘れた…。

モツだけど全然臭みがなくて、やっぱり美味しい!満足である。

台湾もそうだけど、ベトナムも、肉料理には気合いが入っていると思う。やはり元々肉を食べる文化だった場所は、肉料理が美味しい。日本と全然違う。

食事後、ついカフェに入ってしまうけど、ここはあまり気に入らなかったので、階段の写真だけ。でも、やっぱりこういう古い建物の階段の感じはいいなあと思う。

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翌日は移動日だったので、宿に戻ってパッキングをある程度済ませーの、お昼にカニを食べーの。

「94」という数字が見えるのはどっちもカニの店なのだけど、こういう類似店が集まっているところのお店はどこも美味しいんだそうな。

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これはカニのスープ。

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ソフトシェルクラブの唐揚げ。

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お腹いっぱいである。

店の外にカニが置いてある。これがソフトシェルクラブでしょうか。

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大きいカニ。

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あとは、ATMを探したり、ドンコイ通りの方に移動したりしながら、実質的にベトナム滞在最後の日の街を散策した。正月時期なので、ドンコイ通りまで来るとさすがに日本人をたくさん見かけた。

その他、グエンフエ通りの大きな書店で本をチェックするなど。面白いのでベトナム語教材の本も買った。荷物は重くなるけど、海外って本が安いので。てか、日本って本は割高だよね…。

さすがに1月6日には、旅疲れも出て、胃腸が疲れてきた。よく考えると、氷入りの飲み物を頼みすぎた…。私は日本の夏には、冷やした飲み物を常飲しないようにしているのだけど、ちょっと油断した。

お腹が疲れたので、晩ご飯は小洒落たオーガニック食材を使ったというのが売りのお店に行ったけど、うーん。まずくはないのですけどね。という訳で写真はなし。

この国では、冷房完備で内装もお洒落、かつ値段もまあまあ高い、というお店の食事の味に感嘆することがあまりない。その逆で、かつ、地元の人が群がっているような店は外れがないのである。先のフーティウ麺の店やカニ料理の店のように。

翌2018年1月7日、宿のテラスから見たサイゴンの朝焼け。隣もホテルらしき建物を建てていた。この国では、色々な建物や施設が普請中なのである。

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楽しかったー、帰りたくないなーと思いながら帰路に就いたのだった。

ベトナムは気に入って、1年の間に2回も旅行してしまったけど、外国旅行における一般的な注意点を守っていれば、危ないことはないし、外国人が多いところであれば英語が通じるので、旅行はしやすいように感じた。スリとかひったくりのような泥棒、ぼったくりには気を付けた方がいいけれども。

あとは、人によってサービスがまちまちなので、そういうのが好きかどうか、中華文化が好きかどうかで好みが分かれると思う。例えば、台湾であれば、空港でSIMカードを中華電信のカウンターで買うのにも、台湾高鐵で別の都市に移動するのにも、何の支障も起きないだろうけど、ベトナムはそうは行かない。SIMカードのカウンターでお姉さんに舌打ちされたり、フーコック島行きの航空便は時間が変更しまくったりする。外国人が多いところであればなんとか英語は通じるが、日本語は通じない。そういうのが面白がることが出来るかどうかが分かれ目かなぁ。まだまだ行っていない場所、面白そうで行ってみたい場所がたくさんあるので、またベトナムには行きたいと思う。

ということで、今回のベトナム旅行記は、これでおしまい。

 

空港のセキュリティでは靴を脱ぐ・その11~2018年1月ベトナム

2018年1月5日の続き。

新暦正月なので、公園の周りの飾り付けが、どこも、とても綺麗。

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どうも、黄色い菊の花が、お正月の印であるらしい。

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拡大するとこんな感じ。バイクや車の正面にも、黄色い菊の花がくくり付けてあった。

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さて、有名なピンクの教会までやってきた。先日、フランス人にこの写真を見せたところ、フランスにはこんなピンクの教会はないけど、フランスと同じ様式の教会であると述べていた。

ベトナムが言葉をアルファベットで表記するようになったのは、カソリックがベトナムにやって来たことがきっかけになっているとも。

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この近所でお昼ご飯を食べた。お昼はバインセオ。前の日の晩、バインセオを別の店で食べたけど、こちらの方がおいしい。

隣の席は、日本の新婚カップルで、誰かの家族がハワイですら危ないと言っていて、ベトナムに新婚旅行に行くなんて言ったら、何言われるかわからないと話していた。ベトナム、めっちゃ安全やのに。ちなみに、オーストラリアに本部を置く経済・平和研究所(IEP)が発表した、世界テロリズム指数によれば、ベトナムは「最も安全」ですので、日本やアメリカよりも安全なのである。

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付け合わせの葉っぱの中に、サツマイモの葉があるけど、これはちょっと苦手。それ以外は大好き。特にノコギリコリアンダーは好物。

食事が終わったら、これまた近くのタンディン市場でナッツを買いーの。

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ナッツ屋さんというか、乾物屋さんなのである。

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魚の干物やスルメもある。ベトナム料理での調理法は知らないけど、どんな料理に使うのでしょうね。

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帰りに寄ったスーパーの生鮮食料品売り場。上のニョロニョロは、ウナギ?なのかな。日本のウナギとは違うウナギでしょうね。もしかしたらヤツメウナギかもしれない。

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この売り場があったのは、このスーパー、サトラフーズだった。異国のスーパーを見るのは、本当に楽しい。いつも外国では絶対チェックする。

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そして、締め(?)の晩ご飯は牛肉のフォーの店にした。

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外国人たくさん。ここも、日本の人と同じテーブルになったが、私が生の肉に熱いスープを注いで肉に火を通すタイプのフォーを注文しているのを見て、心配そうに大丈夫かどうか尋ねてきた。まー、サイゴンでは食中毒の心配をしたことはない。全くの生を食べる訳ではないし、写真でも見ればわかるとおり、熱いスープを注ぐので、薄切り肉には火が通っている。

帰ってきてから、ベトナムでは寄生虫に注意、という情報を見てなるほどとは思ったけど。ベトナムでは生野菜を食べるので。でもこの時点では知らないし。

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日本の人が居なくなったら、入れ替わりにベトナム人のご夫婦が着席したのだけど、葉っぱが来たら奥様の方がやおら茎から葉っぱをちぎり始めた。なるほどー、あーやって麺が来る前に準備しておくのか。現地の作法を知った気分。

ガイドブックに載っているような場所ばかりですみません。

この日は、だいぶ疲れもたまったので、あとはゆっくりブログ記事を書くなどして部屋でくつろぐなど。

サイゴン滞在について、もう1日か2日分のブログ記事が書けるかな。自分の記録代わりとして。

 

 

 

 

 

空港のセキュリティでは靴を脱ぐ・その10~2018年1月ベトナム

写真を整理していたら、2018年1月5日のサイゴンの写真を割と撮っていたことに気付いたので、前言を翻し、その日あったことを記す元のスタイルに戻す。自分の記録代わりになるし。

泊まっている場所から近かったので、朝、タオダン公園(Công viên Tao Đàn)のバードカフェ(Early bird & cofee)を覗いてみた。

実は、カフェに行く前に衝撃的な物を見てしまった…。生きたコオロギと、うねうね動く幼虫のようなものを路上で売っている人が…。あれは鳥の餌かと思ったが、もしかして人間の食用だろうか。

衝撃的過ぎたので写真撮ってません。

さて、バードカフェ。趣味で鳥を飼っている人が、バイクに鳥かごを乗っけて連れてきて、美しい鳴き声を競わせているのだ。

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皆さん自分の連れてきた鳥を見つめて真剣である。新しく連れてくる人を観察していると、鳥かごに黒い覆いを掛けてバイクの後ろに紐でくくりつけ、公園で覆いを取り、この引っかけるための棒に鳥かごを引っかけるようだった。

小鳥の種類は色々。タイでよく見かける、九官鳥のような黒い小鳥もいた。

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公園は広々としていて、人々の憩いの場になっている。ベンチもたくさんあるし、みんな、思い思いのことをして寛いでいる。

木もとても立派。いいなー。

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社交ダンスに興ずる人たち。

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睡蓮の花。

龍をかたどった植え込み。こういうの、日本ではあまり見かけないな。日本は、なんで龍の意匠とか捨てちゃったんだろうか…。

さらに進むと、わりと大人数で剣舞のお稽古をしていた。

お腹が空いてきたのでお洒落めのカフェで朝ごはん。これは、ベトナム風ビーフシチューである(フランスパン付き Bán mì bò kho)。味もおいしかったけど、専門店の方が気合いが入っているかな。

このカフェ、どうお洒落かというと、内装はこんな風である。スタバなんかより全然いいのではないか。

このカフェは、古い建物をリノベーションしたもので、1階も2階もカフェになっている(写真は2階部分)。

どのくらい古いかというと、2階に昇る階段を見ればわかる。日本だとこの手の手すりは、銀座あたりの空襲を免れた建物によくあるから、1900年頃の建物だろうか。日本はこういう風情のある建物がどんどんなくなっているので、本当に羨ましい。

あとちょっと買い物。これは本屋さん。日めくりカレンダーと、悩んだ末、小さめの日越辞典と、越英辞典を購入。子ども向けも含め英語学習教材が沢山置いてあり、英語学習はとても人気があるのだろうと思った。

これは有名なチョコレート屋さん。ベトナムは大農業国家で、カカオもその生産品の一つ。でも、チョコレートって真面目に作ると本当に高価なのである。生産コストや加工コストからいって、本来、安価なものである筈がなくて、生産地の人たち、特に子供達を搾取することが問題になっているのは、周知のことと思う。それでも、ここで買った方が空港よりは安いらしいが…。

外装もおしゃれ。

サイゴンは、本当に大都会なのである。

本当に写真が多くて、1月5日のお昼ごはんまで行き着かなかった。

続きはまた今度。