台湾に行ってきた。
日程は
7月13日(金) 羽田から台北経由で高雄へ 高雄泊
7月14日(土) 高雄泊
7月15日(日) 高雄泊
7月16日(月・祝) 高雄から台北へ 台北泊
7月17日(火) 台北から羽田へ 帰着←今ここ!
帰国の便が夕方だったので、この日は早めに台北松山空港に行き、有料ロッカーにキャリーケースを預け、空港から徒歩10分ほどの富錦街という、最近台北でもお洒落だと評判の街に行ってきた。富錦街は空港の近くということもあって、ネットで日本語情報を検索すれば沢山出てくる。
台北は、富錦街に限ったことではないが、日本の人が本当に多くて、店舗など客商売の人が日本語で応対してくれることも多い。「日本人が多くて便利で安心」と思うか、「あまりにも日本人が多いところは、外国旅行の醍醐味である非日常感が味わえない」と思うか。これは本当に個人の好み、としか言いようがない。フランス人の友人などは、「外国でフランス人を見かけたら、話しかけるの当たり前やんけ」みたいなノリです。もちろん、外国で同胞を見かけたら嬉しいというのが前提。
で、私は、といえば。
私は、私は、えーっとえーっと、じゃぽん同胞が次に挙げる例のようなことを止めてくれるならば……、
・出発間際の飛行機の機内で、奥さんを大声で怒鳴り続ける中高年男性。
・故宮博物館の有名な置物を見ようと、列に並んでいるのに後ろから無言で人をぐいぐい押しのける。
・小籠包の店で、「このお店、日本人ばっかりだねー」(もちろん日本語で)と言う。
……日本人、沢山いても別に気にしませんけど、って立場。ちなみに、全て実話。
一番目二番目は論外だが、三番目のだって大概だと思う…。心の中で「お前もなー」と、深ーくツッコミ。
さて、それはともかくとして、台北松山空港を出て、軍事用だと思われる施設群を抜けると、そこには、お金持ちが住んでそうな高級住宅街が広がっていた。
天気が良くて、済んだ青空。写真で見ると素敵なのだけど、7月中旬の昼時ということもあって日差しが強くて暑い。そのため、人の姿はまばらである。
ところが、この一角だけは人が沢山集まってきている。ここは、評判のチャーハンの店なのである。人が多いように見えたが、テイクアウト(外帯)の人も多い。
ちょうど席が空いたので、店員さんに「内用」(ネイヨン)と伝えて席に陣取る。出されたメニューを見ると日本語(笑)。エビチャーハンと、トマト入り野菜スープを注文。
エビチャーハンの炒め油はラードだった。ラードというと日本の人は、ヘルシーじゃなくて脂っこいという印象を持っていると思うけど、ここで使っているラードは新鮮で上質のものだったので、香ばしくて、決して脂っこくなかった。ただ、どっちかっていうとエビより中華ハムのチャーハンにしておけば良かったかな、とは思った。
スープは、野菜本来の旨味や甘味を生かした、塩味控えめの優しい味。こういうのって、日本じゃ外食では絶対に食べられないなと感じる。多分、材料の野菜のおいしさが違うのだろう。
帰り際、上半身の白いTシャツをお腹までまくり上げて洗濯ばさみで止めた出で立ちで、中華鍋を振るい奮闘していたご主人、ニコニコしながら「おいしい?」って日本語で聞いてきた。答えはもちろん、「很好吃!」。
さて、暑いんだけど、もう少し街を歩きます。
次に、有名なパイナップルケーキの店にやってきた。うーん、お洒落。北海道のスイーツの店にでもありそうな店構えである。
中では、パイナップルケーキ1個をお茶付きで試食できる。店の中で撮った写真は失敗したので、お土産に買って帰り、家で撮ったのがこちら。ちなみに日本の代官山にも支店があるらしい。日本のは1つ300円で売っているらしいが、台北で買えばその半額くらい。台湾土産のパイナップルケーキなんて、あまり評価しない私だが、これはまあまあいける。
店の反対側は公園、真昼なので誰もいないが、中華圏なので多分、朝晩の涼しい時間帯は人が出て太極拳なぞやっているんだろうなーと思われる場所である。
お洒落な雑貨屋やカフェがなんぼでもある。グーグル地図やウェブ記事にも情報があるので、興味ある方はどうぞ。
カフェで休憩したら、時間が来て空港へ。
結局、富錦街では、日本人はあまり見かけませんでした。パイナップルケーキの店に少し、いらっさったかも。平日だったからかな。
ご承知のとおり、空港はどこも暇つぶしにはあまり適していないことが多いので、富錦街は、台北松山空港を利用するとき、時間調整のために訪問(もう少し涼しければ散策)する街としては手頃だなーと思う。
以上で、台湾旅行終わり。
炭水化物&マンゴーかき氷攻撃で、確実に太ったー。