島に行く・その5(2日目 ホーチミン市)~2018年4月・5月ベトナム

2日目、4月29日(日)、朝起きると喉が切られるように痛い。朝食を食べたら喉が痛いのは大分収まったが、だるいし熱っぽい。どうも風邪を引いてしまったようだ。仕方がないので、午前中は部屋でゆっくりしてコロニアル様式の素敵な中庭を眺めるなど。

DSC_0148.JPG

ただ、お昼を食べないわけにもいかないし、翌日のブンタウ行きの高速船の予約の確認と支払があったので、渋々部屋を出る(ブンタウ行きの高速船を予約したいきさつと予約方法は以前の記事)。

無事予約確認。…なんてこった、GreenlinesDPのオフィスの写真撮ってない。

オフィス付近からのサイゴン川の流れ。ホーチミン市に来てスカッと晴れた日って経験がないなー。たまたまかもしれないけど。

DSC_0155.JPG

あ、この辺でお昼に何を食べるのか物色していたら、サンダル磨きの押し売りに遭いました。よく見ていると、ドンコイ通りにも同じようなサンダル磨きの道具を持ったおじさんが何人かいた。恐らく、元締めがいてやらせているのだろうから、ご用心を。

結局、お昼はバンクォンを食べーの。

DSC_0160.jpg

行きたかったカフェを探すも見つからず。

IMG_20180429_165711 (2).jpg

迷路のよう。しかも風通しが悪くて暑い。普通に人が住んでいる様子だけど、カフェの気配もない。

IMG_20180429_165430 (2).jpg

うーん。どのフロアもこんな感じ。

IMG_20180429_165555 (2).jpg

2階(日本でいうところの3階)って書いてあるのになー。

IMG_20180429_165704 (2)

休みだったようだ。

街を歩き、

DSC_0166.JPG

別のカフェに向かう。こちらも迷路やなー。

DSC_0170

カフェの手前の廊下から、飛び交うアマツバメ(←普通のツバメとは種が違うらしい。教えてもらった。英語でも識別されていた。ツバメはswallow,アマツバメはswift)の群れを眺め、

DSC_0172

カフェの店員さんに「もうすぐ閉店ですがよろしいですか」と言われつつ、カプチーノを注文する。

DSC_0174.JPG

ホーチミン市はカフェ文化真っ盛りで、路上のカフェからお金持ちの行く高級カフェ店まで沢山揃っているのだけど、日本と違ってコーヒー豆を国内生産できるのは、借り物文化っぽくなくて本物っぽい。このカプチーノも、ダラット産のコーヒー豆を使っているとのことだった。

4月30日の南部開放記念日に向けて飾り付けられ、大変な人通りのグエンフエ通りを歩き、

DSC_0175.JPG

鶏料理の店で焼き鳥とか煮た鶏レバーなど食べてこの日は終わり。店のお勧めどおり注文したら、りょ、量多すぎ。炭水化物が全く入らない。期せずして炭水化物ダイエット?

DSC_0179.jpg

超蒸し暑かったでござる。

この日は、ブンタウ行き高速船の予約確認、料金支払い、あとはご飯食べてぶらぶらカフェに入ったくらいで終了。

 

島に行く・その4(前泊から1日目)~2018年4月・5月ベトナム

前泊

出発が4月28日(土)午前6時台の飛行機だったので、前日に空港隣接のホテルに宿泊することにした。午前6時台の出発だと午前3時頃には家を出てタクシーで空港に向かわなくてはいけないが、その時間に簡単にタクシーが捕まるとも思えないし、このスケジュールだと殆ど眠れないからである。結局、今回の旅の宿泊費の中ではここが一番高額だった。

それでも、もっと便利な時間帯の飛行機を予約すると、GWのため、航空券代が跳ね上がる。結局、この方が安上がりなのであった。こんな繁忙期にしか休めないのつらい…。

家で軽く食事して空港着。GW初日前の金曜であるため、もう午後9時を過ぎているというのに、さすがにチェックインカウンターが混んでいる。

DSC_0066

ホテル着。廊下。えらく細長くてSFチックである。京都駅の近鉄ホテルに泊まったのを思い出した。

DSC_0073

荷物を置き、買い物がてら空港内を散歩。

夜の空港。

DSC_0080

ちょっと前、Twitterで「エアポートおじさん」が話題になっていたように、空港の写真ってニーズないと思うけど、やることないのよねー。

午後10時には就寝。午前3時に起床。5時間しか眠れなかったことになるが、やはり椅子で仮眠とかより全然楽。

家から持って来たパンを食べ空港で買ったコーヒーを飲み、ホテルをチェックアウトし、早々に荷物を預け入れ出国手続も済ませ、行儀悪いけど空港の椅子に寝そべって寛ぐなど。ちょっとやってみたかった(写真自粛)。

香港国際空港着

香港国際空港で乗り継ぎする。ここのところ、比較的頻繁に利用しているけど、本当に巨大である。なんせ空港内をモノレールで移動するのだ。しかもまだ増殖中である。

乗り継ぎの時間が5時間ほどあったので、昼ごはんを食べる。

エビワンタンセット。

DSC_0107

豆花。

DSC_0110

ケーキとお茶。これはローズミルクレープ。上に乗っている花びらは、本物のローズの花びらなのである。それにしても、食べ過ぎなのでわ。

DSC_0123

お洒落なケーキ屋さんの店頭。

DSC_0114.JPG

香港国際空港、お、お洒落すぎる。あと、めっちゃお金持ち仕様。飲食だけでも散財します。

DSC_0116.JPG

福茗堂の左隣のペニンシュラの販売店で、豆板醤かXO醤を買おうかと思ったけど、1瓶で6000円以上するので止めた…。以前、香港旅行したとき、お土産用の小瓶の詰め合わせで買ったのだけど、これありますと、なんてことのない野菜の炒め物がプロの味に変身するんですわ。

さらば香港。天気はよーない。

DSC_0124.JPG

西沙諸島が見える。サンゴ礁大好き。

DSC_0129

ホーチミン市着

夕方にタンソンニャット国際空港着。タンソンニャット空港、Wi-Fiのろいの何とかして下さい。Free Wi-Fi がスイスイの香港の後はとても気になる。

ターンテーブルで、見知らぬおじさんに思い切りベトナム語で何事か話しかけられるが解らない。

荷物を受け取った後、外に出たら、いつもどおり、SIMを買って、今回は両替は止めてATMでキャッシングして、ホテルにチェックインして、と余裕がないので写真なし。

晩ごはんも近場で済ませる。観光客向けのレストランでどうかなーと思ったけど、化学調味料フリーの店で、出て来たものは全部美味しかった。お店のお姉さん、勧めるのが上手い。

エビと野菜とカシューナッツ炒め。

DSC_0137.JPG

魚のカインチュア。トマト、オクラ、パイナップル、ハスイモの茎が入っていてタマリンドで味付けしたスープである。上に載っているのはリモノフィラという香草の一種らしい。あと、クミンなどのスパイスの強い香りがする。魚はとても脂の乗った魚だったけど、多分ナマズ(写真に写ってないけど底の方に沈んでます)。ベトナムは本当に野菜が美味しい。

DSC_0136.JPG

このお店、英語対応可で観光客ばかりかと思ったけど、結構ローカルのグループも来ていた。

以上、食べてばっかりで、機内食を入れると1日5食(おやつ除外)だった初日でした。

 

 

 

 

 

 

 

島に行く・その3(事前準備編②高速船予約)~2018年4月・5月ベトナム

島に行くのが5月1日になってしまったので、4月29日と4月30日のどちらかの日に、日帰りでどこかまで船に乗って景色を眺め、海鮮でも食べて帰ってきたいなと思った。

最初はカンゾーにしようかと思ったのだけど、ツアーは安くないし、マングローブを見てサルの公園に行ってワニ釣りをし…とあまり興味のないアトラクションが多いし行動が制限される。マングローブの見学はともかくとして、なぜ、ワニ釣りなのか…エビ釣りならちょっとやってみたいけど…。

かといって、自前でカンゾーに行くとなると、フェリーは対岸に渡るだけなので、船に乗って景色を眺めるって感じでもない。

ところで、カンゾー(Cần Giờ)ってなんで日本語のサイトに「カンザー」って書いているのがあるの…。カンヨーやカンゾーならあり得るけど、「カンザー」はないと思うよ。中村勘三郎かよ!

………話が脱線した。

ってことで、カンゾーはやめて、高速船を予約してブンタウに行くことにした。ブンタウは高速船でホーチミン市から90分とのことなので、船旅には丁度いいと思った。それに船着き場は、ドンコイ通りの突き当たりのサイゴン川のほとりで便利だし。

船着き場&高速船の会社GreenlinesDPのオフィス所在地。

Screenshot-2018-5-10 Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP - コピー.png

予約はホーチミン市に着いてからホテルに頼むのでいいや、と思ったのだけど、試しにGreenlinesDPのウェブサイトに行ってみたら、結構予約で一杯。4月29日は丁度いい時間はもう満席だし、4月30日も大分席が埋まっている。ベトナムは連休なのだった。

そこで、ウェブサイトから予約できそうだったので、挑戦することにした。

とりあえず、英語版もある。

Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP申込1

サイトトップの該当箇所に、行き先と時間(往復も同時に指定できる)を入力し(上の画像でオレンジで○をした箇所)、”Book”(青矢印)をクリックすると、座席の空き状況と、予約したいシートを指定できるようになっているので、必要枚数に応じてクリックする。

次の画像は2018年5月12日(土)10時発のホーチミン市からブンタウ行きの座席を2枚指定した例。枚数に上限があるのかは定かではない。

Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP申込2

拡大すると以下のようになる。指定した席は緑で表示される(以下の画像の黄色で○をした箇所)。

Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP申込2-2.png

往復を予約した場合は、帰りの便も同じように座席指定画面が出てくるので同じように指定し、”CONTINUE”をクリックすると、予約内容の確認画面と、個人情報の入力画面が出てくる。

まず、予約内容の確認画面はこちら。

Screenshot-2018-5-10 Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP(2).png

次に、個人情報の入力画面。「男女」の語など微妙にベトナム語が混じっているが、ひるまず入力する。

Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP申込4.png

おっと次は英語の訳文が付いていない。しかし、「以下、読んで同意します」的なことが書いてあるので、免責約款であろう。ちなみに、ダメ元で内容をグーグル翻訳に掛けたところ、個人情報の使用についての免責条項が書いてあるようだった。機械翻訳としては比較的まともだった気がする。

とにかくこれをクリアしないと進まないので、チェックして”CONTINUE”をクリック。

Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP申込5.png

次は、決済方法であるが、私はここでウェブでの支払に失敗した。なんでクレジットカード番号とセキュリティ番号以外にパスワード必要なの…。暫く色々やってみて、パスワードが何か判明した時点で入力したが、時既に遅し、タイムアウトで決済できなくなっていた。その後、クレジットカードの決済場面は二度と表示できなかった。

▶ちなみに、ホーチミン市からブンタウの運賃は、土日祝については、12才から62才までの大人片道250千ドン(約1250円)、6才から11才までの子供120千ドン(約600円)、62才を超えるシニア175千ドン(約875円)である。平日は、12才から62才までの大人片道200千ドン(約1000円)、6才から11才までの子供100千ドン(約500円)、62才を超えるシニア140千ドン(約700円)である(2018年5月現在)。◀

しかし、とりあえず予約は完了したようで、入力したメールアドレス宛、予約番号と予約内容が記載されたメールが送られて来た。

これもまあ、殆どベトナム語なのだけど、あまり支障はないと思われる。

メールには、予約をキャンセルされるリスクを避けるためには、GreenlinesDPのオフィスに電話するか、指定のベトコムバンクの口座にお金を入れるかしましょうと書いてあったが、どっちも難しいので諦め、ベトナム到着後にGreenlinesDPのオフィスに行って支払うことにした。

大丈夫かなーと思いながらベトナム到着後の4月29日にGreenlinesDPのオフィスに行ったが、窓口で予約確認のメールをプリントアウトしたものを示したら、クレジットカードで料金を支払って、チケットを受け取ることができた。特に問題なく、予約した席が確保されていた(ただ、ブンタウ行きの便の席、当初は窓際の席を予約した筈だったのだが、途中で船が大型のものに変更されたため、窓際の席ではなくなっていた…。通路側の席だったので、出入りが楽でよかったけど…)。

チケットは、QRコードの付いたレシートみたいなものだが、お金を払うと、登録したメールアドレスにもpdfの添付ファイルでそのチケットが送信されてくる。

チケット料金を支払うときも身分証明書等の提示を求められることはないし、乗船するときもQRコードをリーダーで読み取るだけで、それ以上のチェックはされないので、結構適当である。

推測であるが、支払に関係するような年齢等のごまかしがなければ、あとの個人情報の入力は結構適当でも大丈夫なのではないか(私も色々入力をいじっていたら間違って性別を「男」で入力してしまい、その後、ウェブ上では訂正できなかったが、全然支障はなかった)。

もっとも、この高速船、過去に火事や衝突事故を起こしているので、いい加減な情報を入力していると、万一の重大事故の時に、身元が不明になってしまうかもしれませんが…。

4月30日に乗船するとき、ベトナムの人の支払い方を見ていたら、ベトナムの人は、乗船の直前に早めにオフィスに行ってお金を払っているようであった。メールに記載されている注意事項には、出発時刻の15分前には船着き場に着くようにとあったので、それまでに支払えば、席はキャンセルされないのかな、と思った。

DSC_0216_1

あ、あと、ガイドブックにはホーチミン市からブンタウまで90分と書いてあるが、90分では行きません。2時間はかかります。よって帰りの16:00発の便は、出発自体、30分ほど遅れた。

しかし、行きも帰りも船が大きく揺れることもなく、マングローブや夜景も見られたのでよしとする。

以上、日本語のサイトではあんまり情報のない、ホーチミン市からブンタウ行きの高速船の予約方法でした(2018年4月~5月現在)。