台湾に行ってきた その5~2018年7月台湾旅行(台北・富錦街)

台湾に行ってきた。

日程は

7月13日(金) 羽田から台北経由で高雄へ 高雄泊

7月14日(土) 高雄泊

7月15日(日) 高雄泊

7月16日(月・祝) 高雄から台北へ 台北泊

7月17日(火) 台北から羽田へ 帰着←今ここ!

 

帰国の便が夕方だったので、この日は早めに台北松山空港に行き、有料ロッカーにキャリーケースを預け、空港から徒歩10分ほどの富錦街という、最近台北でもお洒落だと評判の街に行ってきた。富錦街は空港の近くということもあって、ネットで日本語情報を検索すれば沢山出てくる。

台北は、富錦街に限ったことではないが、日本の人が本当に多くて、店舗など客商売の人が日本語で応対してくれることも多い。「日本人が多くて便利で安心」と思うか、「あまりにも日本人が多いところは、外国旅行の醍醐味である非日常感が味わえない」と思うか。これは本当に個人の好み、としか言いようがない。フランス人の友人などは、「外国でフランス人を見かけたら、話しかけるの当たり前やんけ」みたいなノリです。もちろん、外国で同胞を見かけたら嬉しいというのが前提。

で、私は、といえば。

私は、私は、えーっとえーっと、じゃぽん同胞が次に挙げる例のようなことを止めてくれるならば……、

・出発間際の飛行機の機内で、奥さんを大声で怒鳴り続ける中高年男性。

・故宮博物館の有名な置物を見ようと、列に並んでいるのに後ろから無言で人をぐいぐい押しのける。

・小籠包の店で、「このお店、日本人ばっかりだねー」(もちろん日本語で)と言う。

……日本人、沢山いても別に気にしませんけど、って立場。ちなみに、全て実話。

一番目二番目は論外だが、三番目のだって大概だと思う…。心の中で「お前もなー」と、深ーくツッコミ。

さて、それはともかくとして、台北松山空港を出て、軍事用だと思われる施設群を抜けると、そこには、お金持ちが住んでそうな高級住宅街が広がっていた。

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天気が良くて、済んだ青空。写真で見ると素敵なのだけど、7月中旬の昼時ということもあって日差しが強くて暑い。そのため、人の姿はまばらである。

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ところが、この一角だけは人が沢山集まってきている。ここは、評判のチャーハンの店なのである。人が多いように見えたが、テイクアウト(外帯)の人も多い。

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ちょうど席が空いたので、店員さんに「内用」(ネイヨン)と伝えて席に陣取る。出されたメニューを見ると日本語(笑)。エビチャーハンと、トマト入り野菜スープを注文。

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エビチャーハンの炒め油はラードだった。ラードというと日本の人は、ヘルシーじゃなくて脂っこいという印象を持っていると思うけど、ここで使っているラードは新鮮で上質のものだったので、香ばしくて、決して脂っこくなかった。ただ、どっちかっていうとエビより中華ハムのチャーハンにしておけば良かったかな、とは思った。

スープは、野菜本来の旨味や甘味を生かした、塩味控えめの優しい味。こういうのって、日本じゃ外食では絶対に食べられないなと感じる。多分、材料の野菜のおいしさが違うのだろう。

帰り際、上半身の白いTシャツをお腹までまくり上げて洗濯ばさみで止めた出で立ちで、中華鍋を振るい奮闘していたご主人、ニコニコしながら「おいしい?」って日本語で聞いてきた。答えはもちろん、「好吃!」。

さて、暑いんだけど、もう少し街を歩きます。

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次に、有名なパイナップルケーキの店にやってきた。うーん、お洒落。北海道のスイーツの店にでもありそうな店構えである。

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中では、パイナップルケーキ1個をお茶付きで試食できる。店の中で撮った写真は失敗したので、お土産に買って帰り、家で撮ったのがこちら。ちなみに日本の代官山にも支店があるらしい。日本のは1つ300円で売っているらしいが、台北で買えばその半額くらい。台湾土産のパイナップルケーキなんて、あまり評価しない私だが、これはまあまあいける。

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店の反対側は公園、真昼なので誰もいないが、中華圏なので多分、朝晩の涼しい時間帯は人が出て太極拳なぞやっているんだろうなーと思われる場所である。

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お洒落な雑貨屋やカフェがなんぼでもある。グーグル地図やウェブ記事にも情報があるので、興味ある方はどうぞ。

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カフェで休憩したら、時間が来て空港へ。

結局、富錦街では、日本人はあまり見かけませんでした。パイナップルケーキの店に少し、いらっさったかも。平日だったからかな。

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ご承知のとおり、空港はどこも暇つぶしにはあまり適していないことが多いので、富錦街は、台北松山空港を利用するとき、時間調整のために訪問(もう少し涼しければ散策)する街としては手頃だなーと思う。

以上で、台湾旅行終わり。

炭水化物&マンゴーかき氷攻撃で、確実に太ったー。

台湾に行ってきた その4~2018年7月台湾旅行(高雄・台北)

台湾に行ってきた。

日程は

7月13日(金) 羽田から台北経由で高雄へ 高雄泊

7月14日(土) 高雄泊

7月15日(日) 高雄泊

7月16日(月・祝) 高雄から台北へ 台北泊←今ここ!

7月17日(火) 台北から羽田へ 帰着

 

移動日である。

ホテル近くのカフェがあるのを見かけて、一度行ってみたかったので、朝食をここで取った。看板には午前9時からと書いてあったので行ってみたら、午前9時30分からとのこと。歩き回るのも面倒なので、時間を待って訪問。

チキンサンドにコーヒーである。味は至ってまとも、ボリュームも充分。でもそれなりの値段である(台湾価格からすると、はっきり言って高い)。窓際の電源がある席は「予約だ」って言われて座れなかった。誰もいなかったのにー。

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ホテルをチェックアウト後、高鐵左營駅まで移動。

高鐵の駅は、これまで台北駅の他、台南駅と嘉義駅を利用したことがあるけど、地下にホームがある台北駅以外は、駅舎がみんな同じようなイメージで統一されている。鉄骨の枠組みに明かり取りの大きなガラス張りをあしらった天井。

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昼時だったので、高鐵弁当100元(香滷肉排盒餐)を購入。以前、鶏肉バージョン(香烤雞腿排盒餐)を食べたことがあるが、今回は豚肉にしてみた。付け合わせのカボチャが弁当箱を揺すったために飛び散ってしまっている。季節の野菜やらキクラゲやら、台湾の名物の高菜の漬物やら入っていて豪華である。

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さて、台北に到着。

台北は本当に都会で、外国人の行くような場所は大抵英語は通じるし(下手すると日本語も)、街も洗練されていて、日本よりお洒落じゃないかと感じることも多い。

台北の一泊だけの宿泊は、サービスアパートメントを予約した。サービスアパートメントの受付・案内のお姉さんも、英語ペラペラである。都心のサービスアパートメントなので、部屋は狭かったし、ちょっとタバコ臭かった(禁煙を予約していたので、おそらく空調の関係だと思われる)。ただ、洗濯機付だったので、洗濯が出来たのは嬉しかった。洗濯機はちょっとカビ臭かったが、一度洗い流すと臭いはしなくなったので問題なし。2泊くらいだったらいいけど、4泊目ともなると汚れた洗濯物を持ち歩いて移動したくない気持ちである。

洗濯が出来たのは嬉しかったものの、干すのは風の吹きすさぶベランダなので、洗濯物が風で飛ばないか心配しつつ、外出。この日は風が強かった。

目指すはMRTよりバスの方が便利な場所なので、バスに乗る。バスの乗り場には、あとどの位の時間でバスが到着するのか、表示があった。台南でもこれに類する掲示板があったが、結構いい加減だったのに対し、台北の中心部では表示通り。

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目指す場所の停留所が見えてきた。ここの停留所は、路面電車方式で道路の真ん中にある。路肩は路上駐車してあることが多いので、道路幅員がある場所はこの方が合理的だよなー。

その昔、台北の道路があまり整理されていなかった頃、台北では大量のバイクがモウモウと煙を立てながら爆走し、タクシーの運転は乱暴を極めていたため、観光に訪れた日本人が、余りに怖すぎて「今すぐここで降ろしてー」って叫んだ逸話があるとかないとか、聞いたことがある。今の台北にはその面影は全くない。

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目的地は有名なお茶の問屋さんである。ここもめっちゃ日本人が来訪する場所である。すみません。

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幾つも床に直接並べられている大きな缶の中には、こんな風にお茶を種別に入れてある。注文するとここから取り出して量り売りしてくれる、という訳である。

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日めくりの定位置と中庭も健在。

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お茶を蒸す作業もあるので、真夏はお店の人も上半身裸で対応。

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お茶というものは、凝り始めると、きりがない。お茶道楽に走ると破産する。と、さる高名な中華料理の達人曰く。この店はお茶の種類も揃っているし、元々問屋なので、決して品物の値段は高くはない筈だけど、何も考えずにあれこれ満足出来る質の物を買っていると、すぐ万単位でお金が飛んでいくと思う。

買い物後、一旦、サービスアパートメントに戻って荷物を置き、休憩後、夕食のために外に出ると、丁度通勤通学の渋滞時で、バイクがこんな風に数列に数珠つなぎに並んでいた。でもまあ、ホーチミン市を経験するとどうってことない気がしてしまう。

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肝心の食事、まあ、台北だし折角だから、と有名店に行ってみたのだけど、うーん。値段と味は必ずしも比例しませんねー。これは、特にアジアではそう。美味しいには美味しいのですが、感動がないというか何というか。店員さんのサービスや、食事する場所の立地や広さ、店舗の清潔さにお金が掛かってるってことだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台湾に行ってきた その3~2018年7月台湾旅行(高雄・台湾ごはんと蓮池潭)

台湾に行ってきた。

日程は

7月13日(金) 羽田から台北経由で高雄へ 高雄泊

7月14日(土) 高雄泊

7月15日(日) 高雄泊←今ここ!

7月16日(月・祝) 高雄から台北へ 台北泊

7月17日(火) 台北から羽田へ 帰着

 

台湾では朝ごはんは外食(持ち帰りも含む)する人が多く、朝ごはんを食べるところには事欠かない。

この日の朝食です。

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か き

ではなくて、小籠包7個50元にトウモロコシスープ25元、写っていないけど冷たい豆乳(豆漿)15元。小籠包も少し甘めの味付け、でもレベル高い。どうですか、一つ一つ手作り。台湾では、日本とは違ってまだまだこういう「小商い」の飲食店が多い。なお、この手のお店の「税金払ってない」感も凄いですが(店に迷惑がかかるゆえ、そう思った理由については詳細省略)。あと、トウモロコシスープのトウモロコシが、新鮮なトウモロコシを使っているのだと思われる味わいで、これも凄く感心しました。農業大国はええのー。

次。この日の昼食。これはMRT左營駅を出てすぐ、新光三越のフードコートで食べた牛肉麺です。麺は細麺か太麺かを選びます。これは細麺。フードコートなのでちょっと高くて、179元。独特のスパイスが効いていましたが、これも美味しいです。牛肉がたくさん入っていて割と量があります。満足。

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なぜ左營に行ったかというと、この日は少々出遅れたので、蓮池潭に行くことにしたため、MRTで最寄りの左營駅まで来た、という訳です。

ただ、検索すると、MRT左營駅から蓮池潭まで徒歩30分ということだったのですが、真夏の真っ昼間の高雄で徒歩30分はきつい。

徒歩以外に、公共交通機関を使った蓮池潭への行き方を検索すると、

●MRTの左營駅へ行き2番出口を出て、台鐵新左營駅から左營駅へ、台鐵左營駅から徒歩(蓮池潭の有名な龍虎塔まで徒歩10分)

●MRTの生態園區駅で降り、2番出口から出てすぐ(後ろ方向に歩く)のバス停から紅51か紅35のバスに乗る(龍虎塔まで徒歩1分)

の2つの行き方があるようでした。

前述したとおり、MRTの左營駅まで来てしまっていたこともあり、一度台鐵にも乗ってみたかったので、台鐵左營駅の改札の中まで入ったのですが、新左營駅に止まる普通列車が全然ない!曜日のためなのか時間帯のせいなのか、理由は不明???

この辺、検索しても日本語の情報が全然ありません。日本人はツアーか、タクシーで観光地回りをしているのだと思われます。

仕方がないので、台鐵の駅をまた出て、MRTで生態園區駅に戻りました。バス停はすぐに見つかり、バスもすぐ来ました。観光地行きのためか、本数も多いです。あ、もちろん、ここまで、MRTも台鐵もバスも、悠遊カードが使えます。

道中、蓮池潭まで、若いベトナム人のグループと一緒に乗り合わせました(どこの人かなんて殆ど気にしてなかったんだけど、南部のベトナム人、相づち打つとき”đúng rồi”っていうので、すぐ分かる)。高雄-ホーチミン市って、ベトジェットが就航してましたよね。確か。

お約束の蓮池潭・龍虎塔までやってきました。龍の口から入り、虎の口から出ると御利益があるそうです。私も行ってみました。

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入場料はありませんが、中に任意の寄付を求めるボックスがあります。

龍の塔も虎の塔も、最上階まで上ることができます。私は高いところが苦手なので、龍の塔の途中で登るのを止めましたが、

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それでも、このとおり、いい眺めです。ヨットや、水上スキー(ワイヤー付き)といったアクティビティがあるようでした。

龍虎塔は「張りぼて」っていう意見もあるのですが、それほど悪くないと思います。何度も行くべきところか、って言われると違うと思いますが…。えーっとえーっと、話の種に。

反対側は、この道教のお寺です。屋台が出ていて、「マンゴージュースあるよー」(日本語)と声を掛けられます。

 

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龍虎塔やこのお寺の奥、すぐ上の写真、向かって右手の湖のほとり沿いに、まだ、色々、派手に彩色された道教の神様たちの像やらお寺やらがあるのですが、暑かったので早々に退散。

さて、晩ご飯。台湾牛の焼肉が食べたかったのですが、焼肉は大概アメリカのアンガス牛かオーストラリア牛(高級な店では和牛も)で、ぴんと来ません。

高雄は牛のしゃぶしゃぶが名物料理らしくて、何軒も見かけたので、近所のよさげな店に行ってきました。

これこれ!この赤身の牛肉。日本ではこういう牛肉は、まず見かけませんよね。

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野菜入り(トマトも入っていた)の、コラーゲンたっぷりっぽい、とろっとしたスープが沸騰したところにしゃぶしゃぶさせて食べるのですが、これが旨い!夢中で食べてしまい、鍋最中の写真が殆ど残っていませんが、終わりの方でふと我に返り撮ったのがこの写真です。今見てもおいしそー!

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このお店は台南発祥の有名店でした。台南には大規模な食肉処理場があり、この店は牛肉を一頭買いしているんだそう。美味しい筈だ…。

以上です!