2017.11台湾・その4(便利な悠遊カード)(2017年11月23日~2017年11月26日)

台北での移動の必需品といえば、まずはこの悠遊カード(悠遊卡・ようようかー)。台北のMRTでも、バスでも使えます。

地下鉄の駅やコンビニで、1枚100台湾元で買えます。前はデポジット制だったようですが、今は買う方式になりました。ただし、MRT(台北の地下鉄)の運賃は、悠遊カードを使うと2割引きです。

駅の窓口で悠遊カードを買うときにチャージもしてもらえますし、駅にはチャージ用の機械も設置してあります。チャージは「加値」。チャージ中、機械さんが、「ちゃーじ、ちょん!ちゃーじ、ちょん!」としゃべりはります。中国語かわいすぎ。

台北のMRTは、ホームが広々としている駅が多くてうらやましい。ホームドアもきちんと付いているし。

そして、悠遊カードは、台北のレンタサイクル・Ubikeでも使えます。旅行者用の期間限定SIMの携帯電話番号と、悠遊カードで登録すれば使えます。

Ubikeはこれです。

上海のレンタサイクルは、確か自転車にGPSが付いていて、比較的どこにでも乗り捨てOKだった気がしますが、Ubikeはステーションが決まっていて、ステーションで借りてステーションに返すシステムです。ステーションの場所や状況は、HPやアプリでチェックできるようです。

Ubikeの公式HPから確認できる、ステーションの場所と現状(例)。結構ステーションの数はありますね。

今回は雨模様だったのであまり乗らなかったのですが、臺平市立大学前の置き場から泊まったホテルの近くまで、ちょっとだけ乗ってみました。

暗い。いかにも雨が降りそう。

ちょっとしか乗らなかったので、10台湾元だけかかりました。(4時間以内は、30分10元のレンタル料です)。

便利なので、帰り際に、邪魔になる小銭は全部悠遊カードにチャージして来てしまいました。

また来るぞ-!次は高雄だ!と思ったら、悠遊カードは今のところ、高雄のMRTでは使えないそう。なんでも台北の市長と高雄の市長が仲が悪い張り合ってるそうで…仲良くしようよ。

最初は「台北で便利な物」というタイトルで書こうと思ったのだけど、悠遊カードの話だけで終わっちゃった…。もう1記事くらいは、年内に台湾のことをなんか書くかな?

んでもって、半年以内にはまた台北に行くことがなぜかほぼ決定。お金になるビジネスとかならいいんですけど、仕事でもなんでもなく、くじ引き的なものに当たった…台湾が呼んでる…

 

 

 

2017.11台湾・その2(朝ごはんについて)(2017年11月23日~2017年11月26日)

台湾も、中華文化圏の一員なので、ご多分に漏れず外食文化が発達している。なので、朝ごはんにホテルのコンチネンタルブレックファストなんてもったいない!ということになります。

日本ではあまり見かけないような朝ご飯もある。例えばこれ。「飯糰」という、もち米のおにぎり状ロールである。具は色々入っていたが、玉子と、あと肉髭という、甘い肉のでんぶのようなものが入っていて、ちょっとこれは苦手であった(画像は前回2017年5月のもの)。でも、お米はとてもおいしい。

あとは、やっぱり朝から小籠包とか食べるんですかね。観光客だけかな?(画像は朝ごはんじゃない)

でも、やっぱり一押しはこれ。「阜杭豆漿」の鹹豆漿。甘くなくて温かい、豆乳と豆腐の間のような食感である。ラー油は、個人の好みでかけるようになっている。私も家で作ってみたけど、酢に熱々の豆乳を入れると、半固形に固まるのである。

そして、厚餅夾蛋。

焼きたてのあつあつ。厚焼き玉子と葱が挟んである、窯で焼いた中国風のパンである。

「阜杭豆漿」は超有名店で、観光客も来るし地元の人にも大人気で、いつも大行列なんだけど、それでも前回に引き続きリピートしてしまった…。

だって、こうやって炭火で焼きたてが出てくるんです。

これですもの。油條も揚げたてできっとおいしいに違いない。

でも、やっぱり一生忘れられなくなりそうな朝ごはんはこちら。

こちらは「港式」、つまり香港風の麺とエビワンタンである。台湾の麺って、あまりコシのない太めの麺だったりするのだけど、こちらは香港風に固い麺。

同席(歩道に出したテーブルに固い椅子)の台湾人のおじさんと、「どこから来たの?」、「日本」。「仕事か?」、「いや観光」。そしたら、おじさんが日本の話をし始めて、「歌舞伎」というので「歌舞伎町ね」と教えたら、「カラオケで『北国の春』を歌うんだ」とかなんとか(以上、中国語と英語と日本語でごっちゃまぜの会話)。そのうち、おじさんは帰っちゃったんだけど、帰ろうとしたらお勘定がもう済んでいた!びっくり。

私もいつか、見知らぬ異国の旅人をねぎらって、さらっと庶民ごはんをごちそうしてあげたりできる日がくるんだろうか…。

にしても、こうやって挙げていくと、やっぱり中華料理って生野菜を使わないので、気を付けないと、炭水化物 on 炭水化物になりがちである。件のエビワンタンも、飲み物を持って行くのを忘れて、途中で胸につかえそうになった。もちろん、飲食店でも日本のように水は当然には出てこないので。ペットボトル持ち込み必須。

 

2017.11台湾・その1(2017年11月23日~2017年11月26日)

「またかの台湾」ですが、23日の祝日+1日+土日で台湾に行ってきました。本来だったら温泉でも行っているところですが、もう日本の宿泊施設に泊まりたくない。日本の温泉自体は、とてもいい所が色々あるのでしょうけど。

ということで飛び立つ。

台北松山空港は、着陸直前に多くの民家の上をすれすれに飛んでいくので、すごく怖い。

ひえええええ。
本当はもっと着陸直前に人家に接近するのだけど、これ以上写真はなし。この日は天気が悪くてすごく飛行機がぐらぐらして撮りにくいし、なにより怖い。
怖がりすぎという話もあるが、台北松山空港近辺では、去年2月には復興航空(トランスアジア航空)旅客機が基隆河に墜落したという事故もあったことから、安全面で住民から懸念が表明されていて、空港は桃園空港に全部移転すべきだとの意見が強い。冗談ではないのだ。

無事着陸。

この天気である。どんより。

到着すると麻薬探知犬が。チェリーちゃんというらしい。動きが速すぎて上手く撮れない。

入国審査を経て、到着口を出たすぐ右の兆豊國際商業銀行の窓口で両替。両替1回につき、30台湾元の手数料が発生するが、両替はレートも悪くない。前回、市中銀行で両替したら、1回あたり100台湾元の手数料が発生して、レートもあまり良くなかった。

次に、到着口斜め左前方の中華電信のSIMを買ってSIMフリースマホにセットすると準備は完了。SIMは3日間(1日目はフリー)、データ通信使い放題、ある程度の通話機能が付いて300台湾元。中華電信の係員(英語が出来る人と、日本語が出来る人がいた)がある程度セットしてくれる。私のスマホはダブルSIMなので、日本のSIMを入れたままセットが出来た。もちろん、日本のSIMの方のサービスは切っておく。

夕方の到着だったので、宿にチェックインし、MRTで出かけ、軽くショッピングモールのようなところで食事。

夜の街。

世界のヒラサワ的な何か(顔似てない)。

台北のショッピングモールは、かすかに五香粉の匂いが漂っていて表記が中国語なこと以外は、本当に日本と雰囲気が変わらない。年末も近づいてきたので、抽選会みたいなのをやっているのも同じ。日本と違うのは若い人が多くて活気がある。台湾だって少子化で大変だ、と言われているのに!

それにしても、台湾に行くと、男性に威圧的な雰囲気が全然なく、気さくで親切な感じでほっとする。対し、羽田では食事を取った店では、臨席の50代くらいの日本人男性グループ、こちらの席まで荷物がはみ出しているのによけてくれようとしないし、飛行機に乗ったら乗ったで、日本人中年男性が奥さんらしき人を怒鳴りつけているし、本当に気分が悪かった。本当に全然違う。

(次は、旅行のことというか、台湾の外食のことでも書いてみようと思う)。