空港のセキュリティでは靴を脱ぐ・その11~2018年1月ベトナム

2018年1月5日の続き。

新暦正月なので、公園の周りの飾り付けが、どこも、とても綺麗。

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どうも、黄色い菊の花が、お正月の印であるらしい。

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拡大するとこんな感じ。バイクや車の正面にも、黄色い菊の花がくくり付けてあった。

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さて、有名なピンクの教会までやってきた。先日、フランス人にこの写真を見せたところ、フランスにはこんなピンクの教会はないけど、フランスと同じ様式の教会であると述べていた。

ベトナムが言葉をアルファベットで表記するようになったのは、カソリックがベトナムにやって来たことがきっかけになっているとも。

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この近所でお昼ご飯を食べた。お昼はバインセオ。前の日の晩、バインセオを別の店で食べたけど、こちらの方がおいしい。

隣の席は、日本の新婚カップルで、誰かの家族がハワイですら危ないと言っていて、ベトナムに新婚旅行に行くなんて言ったら、何言われるかわからないと話していた。ベトナム、めっちゃ安全やのに。ちなみに、オーストラリアに本部を置く経済・平和研究所(IEP)が発表した、世界テロリズム指数によれば、ベトナムは「最も安全」ですので、日本やアメリカよりも安全なのである。

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付け合わせの葉っぱの中に、サツマイモの葉があるけど、これはちょっと苦手。それ以外は大好き。特にノコギリコリアンダーは好物。

食事が終わったら、これまた近くのタンディン市場でナッツを買いーの。

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ナッツ屋さんというか、乾物屋さんなのである。

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魚の干物やスルメもある。ベトナム料理での調理法は知らないけど、どんな料理に使うのでしょうね。

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帰りに寄ったスーパーの生鮮食料品売り場。上のニョロニョロは、ウナギ?なのかな。日本のウナギとは違うウナギでしょうね。もしかしたらヤツメウナギかもしれない。

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この売り場があったのは、このスーパー、サトラフーズだった。異国のスーパーを見るのは、本当に楽しい。いつも外国では絶対チェックする。

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そして、締め(?)の晩ご飯は牛肉のフォーの店にした。

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外国人たくさん。ここも、日本の人と同じテーブルになったが、私が生の肉に熱いスープを注いで肉に火を通すタイプのフォーを注文しているのを見て、心配そうに大丈夫かどうか尋ねてきた。まー、サイゴンでは食中毒の心配をしたことはない。全くの生を食べる訳ではないし、写真でも見ればわかるとおり、熱いスープを注ぐので、薄切り肉には火が通っている。

帰ってきてから、ベトナムでは寄生虫に注意、という情報を見てなるほどとは思ったけど。ベトナムでは生野菜を食べるので。でもこの時点では知らないし。

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日本の人が居なくなったら、入れ替わりにベトナム人のご夫婦が着席したのだけど、葉っぱが来たら奥様の方がやおら茎から葉っぱをちぎり始めた。なるほどー、あーやって麺が来る前に準備しておくのか。現地の作法を知った気分。

ガイドブックに載っているような場所ばかりですみません。

この日は、だいぶ疲れもたまったので、あとはゆっくりブログ記事を書くなどして部屋でくつろぐなど。

サイゴン滞在について、もう1日か2日分のブログ記事が書けるかな。自分の記録代わりとして。

 

 

 

 

 

空港のセキュリティでは靴を脱ぐ・その10~2018年1月ベトナム

写真を整理していたら、2018年1月5日のサイゴンの写真を割と撮っていたことに気付いたので、前言を翻し、その日あったことを記す元のスタイルに戻す。自分の記録代わりになるし。

泊まっている場所から近かったので、朝、タオダン公園(Công viên Tao Đàn)のバードカフェ(Early bird & cofee)を覗いてみた。

実は、カフェに行く前に衝撃的な物を見てしまった…。生きたコオロギと、うねうね動く幼虫のようなものを路上で売っている人が…。あれは鳥の餌かと思ったが、もしかして人間の食用だろうか。

衝撃的過ぎたので写真撮ってません。

さて、バードカフェ。趣味で鳥を飼っている人が、バイクに鳥かごを乗っけて連れてきて、美しい鳴き声を競わせているのだ。

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皆さん自分の連れてきた鳥を見つめて真剣である。新しく連れてくる人を観察していると、鳥かごに黒い覆いを掛けてバイクの後ろに紐でくくりつけ、公園で覆いを取り、この引っかけるための棒に鳥かごを引っかけるようだった。

小鳥の種類は色々。タイでよく見かける、九官鳥のような黒い小鳥もいた。

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公園は広々としていて、人々の憩いの場になっている。ベンチもたくさんあるし、みんな、思い思いのことをして寛いでいる。

木もとても立派。いいなー。

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社交ダンスに興ずる人たち。

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睡蓮の花。

龍をかたどった植え込み。こういうの、日本ではあまり見かけないな。日本は、なんで龍の意匠とか捨てちゃったんだろうか…。

さらに進むと、わりと大人数で剣舞のお稽古をしていた。

お腹が空いてきたのでお洒落めのカフェで朝ごはん。これは、ベトナム風ビーフシチューである(フランスパン付き Bán mì bò kho)。味もおいしかったけど、専門店の方が気合いが入っているかな。

このカフェ、どうお洒落かというと、内装はこんな風である。スタバなんかより全然いいのではないか。

このカフェは、古い建物をリノベーションしたもので、1階も2階もカフェになっている(写真は2階部分)。

どのくらい古いかというと、2階に昇る階段を見ればわかる。日本だとこの手の手すりは、銀座あたりの空襲を免れた建物によくあるから、1900年頃の建物だろうか。日本はこういう風情のある建物がどんどんなくなっているので、本当に羨ましい。

あとちょっと買い物。これは本屋さん。日めくりカレンダーと、悩んだ末、小さめの日越辞典と、越英辞典を購入。子ども向けも含め英語学習教材が沢山置いてあり、英語学習はとても人気があるのだろうと思った。

これは有名なチョコレート屋さん。ベトナムは大農業国家で、カカオもその生産品の一つ。でも、チョコレートって真面目に作ると本当に高価なのである。生産コストや加工コストからいって、本来、安価なものである筈がなくて、生産地の人たち、特に子供達を搾取することが問題になっているのは、周知のことと思う。それでも、ここで買った方が空港よりは安いらしいが…。

外装もおしゃれ。

サイゴンは、本当に大都会なのである。

本当に写真が多くて、1月5日のお昼ごはんまで行き着かなかった。

続きはまた今度。

 

 

 

ベトナム縁起物あれこれ・2017年12月~2018年1月

私がたまに行くベトナム食材のお店に、「福山商店」という店がある。

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この店に通い始めたとき、ちょっと不思議だなと思ったことが二つあった。

一つは、店の奥でベトナム系の男性たちがたまって、だべっていること。女性達は立ち話をすることはあるけれども、すぐどこかへ行き、そのだべりの輪に入ることはない。なんだよ、入りにくい雰囲気だなと思っていた(もちろん、ベトナム語で話をしていたからさっぱり内容はわからないし、男性ばっかりなのでちょっと怖いと感じていた)。

もう一つは、日本では見かけない、赤や金色で彩られた、派手な神棚が床に設置されていることだった。

これらの疑問は、2017年の8月にベトナムを旅行したら大体氷解した。

サイゴンでは、路上カフェや、カフェがなくても、めいめいが好みの飲み物などを片手に、路上に座って、男性達がだべっている。必ず男性だけだ。これはベトナムの風物詩なのかーと。

後者の神棚も、商売をやっている店ならどこにてもあった。おそらく、商売の神様をお祭りしてあるのだろう。

面白いので、今回の旅行では、見かけた神棚を少しばかり写真に撮ってみた。大体移動中で、他の用事をしながらなので、写真はぼけぼけだがご了承を。

これはフーコックで泊まったホテルの神棚。こんな風に綺麗に飾り付けて、お供えもしてある。上が布袋さんであることが多いようだ。なぜかビーチサンダルが片方…。

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これは別のホテルのもの。

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これはレンタサイクルの店のもの。招き猫バージョンも結構見かけた。

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ツアーの船にもお祭りしてある。これは海の安全を祈願するものなんでしょうね。

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ベトナムの人は、縁起を担ぐのが好きなようで、やはり中華文化圏の一員なんだなーという感じがする。

こんなのもあります。これはタンソンニャット空港の国内線のカフェのもの。布袋さんが可動式。

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あとびっくりしたのがこれ。フーコックのタクシーのダッシュボードだが、透明の蓮の花がクルクル回っている。ガラスじゃないのが残念だけど、設置上はアクリルでないと危ないものね。

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サイゴンの書店のステーショナリーコーナーでは同種類の物らしき物を見かけた。写真ないけど。

あとは、新暦のお正月だったので、こんな派手な飾りもあった。多分何か由縁のあるものであろう。

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ところで、面白いし割引きだったのでサイゴンで買って持ち帰った日めくりカレンダー、ベトナム語だけじゃなくて、中国語(つまり漢字)で、その日の年・月・日・時の六十干支が書いてあるものだった。これも絶対縁起担ぎのためだよなー。

私は占いはあまり信じていないが、中国の八字算命(日本では四柱推命と呼んでいるもの)は、自己分析の手段として、結構有効な手段なのではないかと思う。占いというものは、星だとか干支のようなものをツールにした自己分析法だったのではないだろうか。ちなみに、私は「金」と相性がよくて、金の月や日は調子がいいらしい。今は「水」(=癸)の月なので、あまり調子は良くないね(笑)。

以上です。では、また。