今回の旅行の日程
8月8日(水) 羽田発-香港国際空港経由でマカオへ マカオ泊
8月9日(木) マカオ泊
8月10日(金) マカオからフェリーで香港へ 香港泊 ←今ここ!
8月11日(土) 香港から中国・雲南省昆明へ 昆明泊 ←今ここ!
8月12日(日) 昆明から空路で麗江へ 麗江泊
8月13日(月) 麗江泊
8月14日(火) 麗江から大理経由で昆明へ 昆明泊
8月15日(水) 昆明泊
8月16日(木) 昆明泊
8月17日(金) 昆明から香港へ 香港泊
8月18日(土) 香港国際空港から空路で羽田帰着
8月10日は生憎天気が崩れ、雨の中、フェリーで香港に戻ってきた。マカオはホテルからタクシーに乗ろうとしたのだけど、雨なので乗りたいお客も沢山いるし、タクシーがなかなか来ない。結局、12時発のフェリーにギリギリになってしまった。前回も思ったけど、やっぱりマカオはタクシーが捕まりにくい。
香港側でも雨が比較的強く降る中、ホテルにチェックインした。私が香港に来るのは3回目(空港で乗り継ぎするだけの場合を除いて)だったが、前の2回は九龍に泊まった。香港島に泊まるのは初めてである。翌11日はどのみちまた空港に移動して空路で移動することになっていたので、空港に近い香港島に泊まることにした。
もういい時間だったので、まずは腹ごなし。
この麺の下に大量のエビ雲呑が入っているのが香港風の雲呑麺である。隣席は旅行者らしき着飾った若いコリアン女性2人組だった。
食事後、付近を散歩してみる。香港島は坂の街で、エスカレーターで坂を上ることができる。
いかにも摩天楼の街といった風情。
かと思えば古い建物も。これはいわゆるインスタ映えするスポット?皆写真を撮っていた。
外壁にこんな風にアートを施したカフェあり、
途中で骨董品街のような路地に入る。
いかにも土産物屋みたいな屋台であるとか、昔の中国共産党プロパガンダグッズ(毛沢東グッズとか林彪カレンダーがあった)の店とかがあってもっと怪しげな通りなのかなと思ったが、綺麗で高そうな陶器の骨董を売っている店やお洒落なカフェもあり、都会的で洗練されたイメージである。なんだか私って田舎者だなと感じる。
ホテルの近くまで戻ってきました。
乾物屋の猫さんは、空気の読めない観光客(=私)が写真を撮っているので、耳をイカ耳にして不機嫌そうである。この店がたまたま乾物屋だったのではなくて、この辺り一帯が乾物屋街なのである。泊まったホテルは何故か乾物屋街の真ん中にあった。変な立地。
さて、夜はトラムに乗って出かける。トラムに乗るのも初めてである。何もかもが珍しい。
また結構な雨が降り始めた。
目的の駅の途中で終点になってしまい、スマホ画面を見てこれからどこで乗り換えたらいいのかなーと首をひねっていてたら、親切な地元のお兄さんが英語で乗り場を教えてくれた。ありがとう!
向かっていたのは燒鵝の店。お店の店員さんには全く英語は通じない…っが、なんとか指さしたりして注文。
肉!!って感じ。さすがに美味しい。いつも思うけど、肉食の伝統がある国の肉料理って本当にレベルが高い。こんなの日本じゃ無理。
この店の辺りは、若者の夜遊びで人気がある街のようで、クラブやバーなどに人が溢れている。
がっ。田舎者故、気後れして退散。雨も酷くなってきたし。
翌日の朝。
古いタイプの飲茶の店って、店員さんがワゴンで回ってきて、客がワゴンの中から蒸籠に入った点心を取る方式なのだけど、そういう店は香港でも今はもう少なくなっているそうだ。私も、「ずっとワゴンに入れていたら不味くなりそうだし、注文してから作って持ってきてくれる方がいいやんかー」と思っていた。しかし、そういう昔の方式を取っているらしき老舗の飲茶の店が泊まったホテルの本当にすぐ傍(ほぼ隣と言ってもいい距離)にある。これは行かずんばなるまい、ということで行って来たのだけど、これがめちゃくちゃヒットだった。
大雨の降っている朝だったためか、お客さんは近所の常連らしき人ばっかり。ちょっと座っていると、これまた近所の人らしきお客さんが一人で来て目の前の席に陣取り、手慣れた手つきで洗杯を始めた。上の写真真ん中の、少し深めの器に取り分け用の小椀を入れ、上から一煎目のお茶をドボドボ注いで、お箸で椀をゴロゴロ回すのだ。へー、ああやるのか…。
おおっ。ワゴンが来た。
お皿が空いてそうだと、どうですか~って色々勧められる。
ご飯ものもありました。
これまたニンニクが効いて美味。
何を食べても美味どした。
飲茶に大満足して、すっかり旅が終わったような気分になってしまったが、このときの私は、同じ日の午後、波瀾の中国旅行の幕開けに翻弄されようとは思ってもいなかったのであった(続く)。
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