島に行く・その6(3日目 ブンタウ日帰り)~2018年4月・5月ベトナム

なんとなく朝食の写真。このホテルは外国人仕様のためか、ミーサオよりクリームパスタの方が美味しい気がした。

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こちらはデザート。焼き菓子も上品な味で美味しい。濃いめの温かいベトナムコーヒーがたっぷり飲めて嬉しい。

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ブンタウ行きの高速船を予約してあるので、乗りますよ。

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ベトナムも4月30日の祝日なので、満席である。

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乗客には、日本人を含む外国人もいるのだが、殆どがベトナム人の小さな子供連れの家族や、若い人のグループのようだった。船内は、楽しそうな子供達の話し声が響いていた。

窓際の席ではなかったので、あまり景色は見えなかったが、デッキから見るとこんな感じ。もうブンタウに到着する直前である。

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ブンタウに到着。

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GreenlinesDPの船着き場には海鮮レストランがあったので、参考までに値段が書かれた看板の写真を撮っておいた。

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やっぱりそれなりの値段はしますね。

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ブンタウのGleenlinesDPの船着き場からタクシーに乗った。

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…までは良かったが、メモで見せた店とは全く別の場所に連れて行かれた。やむを得ず、その店で注文しようとしたら、値段が付いたメニューが全然注文できないので、そのまま憤然と店を出る。

後で気がついたが、このタクシー、最初のメーターも他のタクシーより高めに設定していた。詐欺タクシーめー。もっと写真をちゃんと撮っておけばよかった。

やっぱりベトナムでタクシーを使うときは、行き先をGoogle Mapに入れて、遠回りをしていないかチェックしないと駄目だなー。風邪で体調が悪いときにそこまで対処できないよ。面倒だな…。

しかもこれ、ベトナムでは比較的信頼できるとされているVinasun タクシーなんですよ。油断も隙もない。

ちなみに、連れて行かれた店の評価を見ると、Googleでも最悪で、「タクシーの運転手の勧めるこの店は、雰囲気も悪く、美味しくないし、値段も高すぎる。タクシーの運転手は店からお金をもらっている」と、文句を書かれまくっていた(書いているのはベトナム人である)。妥協して悪徳飲食店で注文せずに出てきて良かった。ニャチャンで店の人に暴力を振るわれた中国人みたいになるところだった。悪徳飲食店にとっては「メニューに値段が書いていないときは、ぼったくりにならない」という理屈だそうだから。

やむを得ず、別のタクシーを捕まえて目的地に向かう。

人気店らしくてめっちゃ混んでいたが、無事注文できた。小学生くらいの子も含め家族総出で経営している店で(さすがに小学生はあまり働いてなかったけど(笑))、良心的で海鮮も美味しくてよかった。

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店頭で、タライを生け簀代わりにしている。写真撮ってたら、お客さんが、私を突っついて(多分)「ここから選んで食べるんだよ。旨いよ」とかなんとか言いながら店に入っていった。

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足がないので、帰りもタクシーである。

ブンタウはオイルビジネスで潤っていて、物価も高いらしいけど、確かにタンカーみたいな船を多く見かける。海底油田でもあるのかしらん。

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GleenlinesDPの船着き場に戻り、降りようとした瞬間、船着き場を縄張りにするVinasunタクシーの運ちゃん達から文句を言われたタクシー(非Vinasunタクシー)の兄ちゃんが慌てて車を動かしたので、足を轢かれた。スニーカーの先っちょのゴムを踏まれただけで、痛かったりとかケガしたりとかはしてません。

帰りの便の時間までまだ1時間あったが、色々あったため、心が折れて観光どころじゃなかったので、近くのカフェで休憩する。

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帰りの便は、30分ほど遅れてやってきた。

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帰りは窓際だったので、景色が見える。

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船内では、行きも帰りも、カナダかどっかのドッキリ番組をずっと上演していて、結構乗客には受けていた。

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このオチは、下には人が入っていて、立ち上がって歩き出すというもの。

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こういうことですね。オチというかなんというか…。

この国は、まだまだこれからの国なので、こんな大規模な橋が普請中なのである。

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沈みゆく夕日を眺め、

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マングローブの林とその向こうの鴇色の空の写真を撮り、

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そうこうしている内にサイゴンが近づいてきた。

船内の照明が映り込んでしまっているが、なかなか新鮮なアングルで、おおっ~という感じである。

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川から見た、マジェスティック・ホテル。

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着いた~。船旅終了。

この日も近場の観光客向け的な家庭料理の店で夕ご飯を食べたが、西洋人の好むムーディーな雰囲気!だが味は普通!ワインリスト充実しているのに何故にダラットワインないの!(別にベトナムでスペインワインとか飲みたくない…)的なお店でした。

部屋に帰ったら、南部解放記念日の花火の轟音が聞こえてきたが、部屋からは全然見えん。かろうじて煙が見えた(笑)。

ということで、この日は終了。

次からようやく「島に行く」の本題に入れる~。そしてもうブンタウはいいや(笑)。

 

 

 

島に行く・その3(事前準備編②高速船予約)~2018年4月・5月ベトナム

島に行くのが5月1日になってしまったので、4月29日と4月30日のどちらかの日に、日帰りでどこかまで船に乗って景色を眺め、海鮮でも食べて帰ってきたいなと思った。

最初はカンゾーにしようかと思ったのだけど、ツアーは安くないし、マングローブを見てサルの公園に行ってワニ釣りをし…とあまり興味のないアトラクションが多いし行動が制限される。マングローブの見学はともかくとして、なぜ、ワニ釣りなのか…エビ釣りならちょっとやってみたいけど…。

かといって、自前でカンゾーに行くとなると、フェリーは対岸に渡るだけなので、船に乗って景色を眺めるって感じでもない。

ところで、カンゾー(Cần Giờ)ってなんで日本語のサイトに「カンザー」って書いているのがあるの…。カンヨーやカンゾーならあり得るけど、「カンザー」はないと思うよ。中村勘三郎かよ!

………話が脱線した。

ってことで、カンゾーはやめて、高速船を予約してブンタウに行くことにした。ブンタウは高速船でホーチミン市から90分とのことなので、船旅には丁度いいと思った。それに船着き場は、ドンコイ通りの突き当たりのサイゴン川のほとりで便利だし。

船着き場&高速船の会社GreenlinesDPのオフィス所在地。

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予約はホーチミン市に着いてからホテルに頼むのでいいや、と思ったのだけど、試しにGreenlinesDPのウェブサイトに行ってみたら、結構予約で一杯。4月29日は丁度いい時間はもう満席だし、4月30日も大分席が埋まっている。ベトナムは連休なのだった。

そこで、ウェブサイトから予約できそうだったので、挑戦することにした。

とりあえず、英語版もある。

Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP申込1

サイトトップの該当箇所に、行き先と時間(往復も同時に指定できる)を入力し(上の画像でオレンジで○をした箇所)、”Book”(青矢印)をクリックすると、座席の空き状況と、予約したいシートを指定できるようになっているので、必要枚数に応じてクリックする。

次の画像は2018年5月12日(土)10時発のホーチミン市からブンタウ行きの座席を2枚指定した例。枚数に上限があるのかは定かではない。

Công Ty Công Nghệ Xanh GreenlinesDP申込2

拡大すると以下のようになる。指定した席は緑で表示される(以下の画像の黄色で○をした箇所)。

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往復を予約した場合は、帰りの便も同じように座席指定画面が出てくるので同じように指定し、”CONTINUE”をクリックすると、予約内容の確認画面と、個人情報の入力画面が出てくる。

まず、予約内容の確認画面はこちら。

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次に、個人情報の入力画面。「男女」の語など微妙にベトナム語が混じっているが、ひるまず入力する。

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おっと次は英語の訳文が付いていない。しかし、「以下、読んで同意します」的なことが書いてあるので、免責約款であろう。ちなみに、ダメ元で内容をグーグル翻訳に掛けたところ、個人情報の使用についての免責条項が書いてあるようだった。機械翻訳としては比較的まともだった気がする。

とにかくこれをクリアしないと進まないので、チェックして”CONTINUE”をクリック。

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次は、決済方法であるが、私はここでウェブでの支払に失敗した。なんでクレジットカード番号とセキュリティ番号以外にパスワード必要なの…。暫く色々やってみて、パスワードが何か判明した時点で入力したが、時既に遅し、タイムアウトで決済できなくなっていた。その後、クレジットカードの決済場面は二度と表示できなかった。

▶ちなみに、ホーチミン市からブンタウの運賃は、土日祝については、12才から62才までの大人片道250千ドン(約1250円)、6才から11才までの子供120千ドン(約600円)、62才を超えるシニア175千ドン(約875円)である。平日は、12才から62才までの大人片道200千ドン(約1000円)、6才から11才までの子供100千ドン(約500円)、62才を超えるシニア140千ドン(約700円)である(2018年5月現在)。◀

しかし、とりあえず予約は完了したようで、入力したメールアドレス宛、予約番号と予約内容が記載されたメールが送られて来た。

これもまあ、殆どベトナム語なのだけど、あまり支障はないと思われる。

メールには、予約をキャンセルされるリスクを避けるためには、GreenlinesDPのオフィスに電話するか、指定のベトコムバンクの口座にお金を入れるかしましょうと書いてあったが、どっちも難しいので諦め、ベトナム到着後にGreenlinesDPのオフィスに行って支払うことにした。

大丈夫かなーと思いながらベトナム到着後の4月29日にGreenlinesDPのオフィスに行ったが、窓口で予約確認のメールをプリントアウトしたものを示したら、クレジットカードで料金を支払って、チケットを受け取ることができた。特に問題なく、予約した席が確保されていた(ただ、ブンタウ行きの便の席、当初は窓際の席を予約した筈だったのだが、途中で船が大型のものに変更されたため、窓際の席ではなくなっていた…。通路側の席だったので、出入りが楽でよかったけど…)。

チケットは、QRコードの付いたレシートみたいなものだが、お金を払うと、登録したメールアドレスにもpdfの添付ファイルでそのチケットが送信されてくる。

チケット料金を支払うときも身分証明書等の提示を求められることはないし、乗船するときもQRコードをリーダーで読み取るだけで、それ以上のチェックはされないので、結構適当である。

推測であるが、支払に関係するような年齢等のごまかしがなければ、あとの個人情報の入力は結構適当でも大丈夫なのではないか(私も色々入力をいじっていたら間違って性別を「男」で入力してしまい、その後、ウェブ上では訂正できなかったが、全然支障はなかった)。

もっとも、この高速船、過去に火事や衝突事故を起こしているので、いい加減な情報を入力していると、万一の重大事故の時に、身元が不明になってしまうかもしれませんが…。

4月30日に乗船するとき、ベトナムの人の支払い方を見ていたら、ベトナムの人は、乗船の直前に早めにオフィスに行ってお金を払っているようであった。メールに記載されている注意事項には、出発時刻の15分前には船着き場に着くようにとあったので、それまでに支払えば、席はキャンセルされないのかな、と思った。

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あ、あと、ガイドブックにはホーチミン市からブンタウまで90分と書いてあるが、90分では行きません。2時間はかかります。よって帰りの16:00発の便は、出発自体、30分ほど遅れた。

しかし、行きも帰りも船が大きく揺れることもなく、マングローブや夜景も見られたのでよしとする。

以上、日本語のサイトではあんまり情報のない、ホーチミン市からブンタウ行きの高速船の予約方法でした(2018年4月~5月現在)。